矯正歯科-歯並びの矯正
歯並びの重要性
歯並びが悪いと、見た目の問題だけでなく、虫歯、歯周病、咀嚼(そしゃく=咬むこと)障害、滑舌不良、頭痛など、様々な病気を引き起こすおそれがあります。
さらに、歯並びの乱れは咬み合わせを狂わすため、肩こりやストレスの原因となり、集中力の低下を引き起こすこともあります。
以下のような症状の方は、ぜひ一度ご相談ください。






矯正治療は、子供から大人まで年齢に関係なく始めることが可能です。
歯並びを整えることで、見た目はもちろん、全身の健康状態に良い影響を及ぼすことがわかっています。
歯並びを整えることで様々なメリットがあります。
- 永久歯矯正治療時の抜歯の可能性が低い
- 歯列が安定し、歯の後戻りが少ない
- 装置も簡単で低料金で済む
- 短期間の治療で済む
- 見た目のコンプレックスを解消できる
- 虫歯や歯周病になりにくくなる
- 身体のバランスが整う
- 全身の健康状態が整う
矯正治療の流れ
1.初診相談
初回のご相談は無料です。(※初再診料はかかります。おおよそ200円から1,000円)
問診や視診をしながら診察します。
矯正治療を始める場合には、精密検査をします。【検査料:36,750円(税込)】
2.精密検査
精密検査では、治療計画に必要な情報を集めるため以下の検査を行います。
- 歯の写真
- 顔の写真
- 歯のレントゲン写真
- 頭部のレントゲン写真
- 歯列の模型
3.矯正診断
後日、精密検査の結果を基に、不正咬合の診断と治療計画・治療方法ならびに治療期間・矯正料金についての説明をします。
4.治療開始
治療計画に従い、いろいろな矯正装置を使って歯を動かし、段階的に治療を進めます。
上下の歯が計画通りに動いて、次第に正常な噛み合わせになると、最終段階で仕上げの治療をします。
動的治療が完了すると矯正装置をはずし、静的治療(保定)にはいります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 矯正装置装着による特有の不快感、痛み等が生じることがあります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、固定式の矯正装置が付いている場合歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。当院の指示に従い毎日のブラッシングに努めてください。また、歯が動くことで今まで隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が治療計画通り動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。皮膚や口内に金属アレルギーをお持ちの場合は事前にお知らせください。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 治療開始後に生じる様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 治療途中で歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 固定式、取り外し式を問わず矯正装置の取り扱いには十分注意して下さい。特に小さいものは誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 矯正装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 矯正装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)への再製作やむし歯の治療(修復物)などが必要になる可能性があります。
⑯ お子様の場合顎の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に生えようとする親知らずが影響することで歯並びに凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。